●2017.03.31辛口の白ワインを….
お客様との会話のなかで かなりの高確率で登場するキーワード「辛口の白ワインを….」。そして、その会話が私にとっては 皆様との共同作業を始めるホイッスルです。
そもそもデザートワインを除くと 甘口として紹介されるワインはどの位有るのだろう? 甘口と言われて思い付くドイツワインも近年辛口タイプへ 移行しているとか….. イタリアでも以前Amabileと言う表記の中甘口カテゴリーが有りましたが、最近はあまり目にしなくなって来ましたし、販売店やレストランで扱われている殆んどの白ワインは、辛口に属しているものになってきたと思います。
一定の決まりの無い辛口表示の中に良く「旨味」の強いワインが登場します。おそらくこの「旨味」の表現の仕方が 皆様と私達を混乱させる犯人ではではないでしょうか。 和食屋さんなどで供される「出汁」が濃いと「美味い!」と感じ この「美味い!」は時折「甘い!」と言い換えられます。この時の甘いは ほとんどの方に歓迎される「甘い」なのでは?
舌の感じ方は、人それぞれ。ましてや、季節・体調・共に供される料理など、感じ方を変えるファクターは様々です。
より良い一杯の為に 沢山お話ししませんか? 一緒に最高の一本を探しましょう、そして時々 「好み」のリミッターを外してみて下さい。新たな発見が有るかもしれません。 そんな皆様の心を擽りそうなワインが、”HiRo”のセラーには沢山眠っています。