2016.03.24待ちわびた開花宣言

通勤中家の前の桜の蕾を期待を込めて眺めはじめて1週間余り、朝より膨らんだ蕾やちらほらと咲きはじめた個体を 夜の帰路で見つけると「そろそろかな?」と胸踊りました。近頃暗いニュースが多かった分、待ちわびた感の強い開花宣言。標準時と同様に、桜の標準木という木があるんですね。本格的な春の訪れを桜を通して広く共有する嬉しさを改めて感じました。

桜の話題で盛り上がる3月の中旬は、お店にとっては新入社員を向かい入れるタイミングでもあります。専門学校卒の10代、大学卒の20代、希望に満ちた彼らの瞳。また新たな生命を宿した春を告げる瑞々しい食材の数々。フレッシュな中にも毎年 少しずつ違うこの時期特有の新鮮な出会いがあります。 現スタッフも、より明確になった目標に向けてスタートを切り、去年の新人は、後輩が出来る喜びと責任を感じ、少し新しい自分に成長していきます。 開花の時期は、新入社員の目力に負けない眼力で迎えられるように 自分達を奮い立たせ 将来咲く花を思う明るい季節です。