2019.01.23ジャッジ

先日息子がサッカーの試合中怪我をしました。ポジションがFWと言うこともありちょこちょこ怪我をするのですが、その日の試合でも きついマークが付いて、足首や脹脛を抑えてしゃがみ込むシーンが有り 細かなチャージを受けていたのでしょう。そしてその後 「カツーン!」という硬いものが当たった音と共に息子は倒れ……今 松葉杖をついています。観戦していた 大人達が口を揃えて「前のプレイでディフェンダーの子に注意していれば 怪我をするプレイには結びつかなかったのに…」と言っていたのが印象に残りました。しかしながら、ペナルティーエリア近くでの攻防は レフェリーが笛を吹くと直ちにPKとなり試合を決定付ける要因になってしまいますので、タイミングは難しく躊躇いがちになるものなのです。(勿論 試合の審判を批判するものではありません)

サッカーに限らず スポーツにおいて審判の笛はその試合を決定づけるが故に暫し非難の対象になりがちです。またそんな難しい立ち位置故 名審判 名行事など賞賛の言葉も集めます。

私達 料理店に於いてマネージャーとは、その「審判」の役割りを担っていると考えています。 毎日起こる様々な問題 。お店サイドから見た事柄と お客様サイドから見た事柄に違いが有る事は勿論の事でこれらの事柄を 事前に注意深く観察して 何方かに偏る事なくジャッジして収めていく….これを上手く行かせる事こそマネージャーの手腕であって、それを持って名マネージャーと呼ばれるものだと思います。 色々な角度から物事を捉えられらようになる為に マネージャー職に着くものはレストラン内にとどまる事無く 様々な経験を積んでいく必要性を感じます。

問題が起こらないように 全てダメ ダメにすると 面白さが無くなり、何でもかんでもアリ アリにすると大きなトラブルが起こりうる。 私は そのあたりの匙加減が 上手く出来る名○○と呼ばれる者になりたいと思います。